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ルール覚えた後に確認!
繋がっていないのに?
碁を覚えて
初心者同士で打っていると
「それはもう死んでいる」と言われることがある
その声は、ケンシロウ?
と振り向くと
おじいちゃんがいたりする
死んでいる だけでなく
取れている とか
繋がっている とか
色々親切にアドバイスもらいますが
何言っているか意味不明です
取れていないのに 取れてるとか
繋がっていないのに 繋がっているとか
皆がボケてきたわけではありません
囲碁打つ人は
習慣でそう言っちゃいます
今回はそれを説明します
最初はこれです
この黒石ですが
「つながっている」と言います
現在の正確な状況は
3つの集団にわかれて
実際はつながっていません
しかし
①で切ろうとしたら②
②で切ろうとしたら①
③で切ろうとしたら④
④で切ろうとしたら③
白が切ろうとしても
次に打つ手で繋がります
このような場合
「つながっている」といいます
だからこれらの黒石は
つながっています
当然つながっているので
相手が切ろうともしないのに
つなぐ必要はありません
もしつなぎにいくと
こうなって
これが悪手の見本の
「アキ三角」
となります
ではもう一つ
これは有名は
「タケフ」
と言います
竹の節のような形から名づけられたとか
これも、現在の正確な状況は
3つの集団にわかれて
実際はつながっていません
しかし、これも
①で切ろうとしたら②
②で切ろうとしたら①
③で切ろうとしたら④
④で切ろうとしたら③
白が切ろうとしても
次に打つ手で繋がります
さっきと同じで
「つながっている」といいます
これもまた
自分からつなぎにいく必要はなく
つなぎにいくと
こんな感じになって
「アキ三角」
となります
これなんかも
連絡しています
この形を「音符」と誰か行ったとき
「音符?」と康子さんと顔を見合わせました
多分「♪」これのことでしょうね
これですが
黒Aと黒Bが2間の関係なので
つながっているか不安なんですが
黒の応援の石があると
つながっているんですね
白1と切りにきても
黒◎でつながっています
違う方向から白1と切りにきても
黒2、白3、黒◎で
白1の石が取れるので
つながります
またこの形は面白く
応援の石がある時は
4方向に2間で開けます
残りの3方向はこんな形になります
白石どいてもらって
応援の石も
上下左右のどちらでもよいので
バリエーションは広がりますね
次は「取られている」編です