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詰碁のコツ
詰碁(殺し方)の基本としては
外から地を減らして殺すのが普通です
途中で殺す事に失敗しても
相手の地が減っているからでしょうか
こんな感じです
外から黒1と打ちます
白は押さえてきて、黒1の石がアタリとなりますが
この石を守ることはしません
この黒1が取られても
欠目だからです
もう片方の外から打ちます
黒3に対しても白は押さえてきます
そして、また黒3がアタリとなりますが
無視して真ん中に打ちます
これで白死です
眼が2つないから
中手で死にです
中手については別コーナーを設けます
じゃあ
黒1と黒3の石が取られたらどうするか
白6と黒1の石が取られたら
黒◎と押さえます
白6の石がアタリとなるために左側は
眼になりません
白8と黒3の石が取られた場合ですが
ここは、すぐに押さえずに
黒◎と一度引きます
白10ともう一度出てきた時に
黒◎と押さえます
黒9ですぐに押さえると
白◎でコウにされる恐れがあるからです
白8を取ることは出来ますが
コウになりました
コウになりました負けると
黒9が取られる心配があります
以上のように
殺すときは外から狭めて
中に打ち込みが基本ですが
詰碁にはさらにコツを見つけました
2パターンのコツです
下の2つの詰碁を見てください
まず最初の
ここに白は1眼あります
という事は
ここに1眼作らせない
さらに言えばここを欠目にします
黒1と白1子取っても
白◎で1眼出来てしまいます
では、白1眼出来るところに石を置いたら
これも白◎で取られたら
白1眼出来てしまいました
白の眼を奪う事とは
相手の石をそこに打たせて眼をなくさせます
そこで、黒◎と2子にします
白2と黒石2子を取ったら
もう一度黒◎と打って
この部分を欠目にします
このように
すでに1眼ある場合は
もう1眼出来そうな場所を
欠目にする問題が多いです
次に
ここがまだ2部屋に分かれていません
だから黒1と真ん中に打ちます
白◎に対して
黒2と打ってはいけません
白◎で取られると
白は2部屋出来てしまいます
このように別々に取られると
2部屋できやすくなります
だから今回は
黒◎と打って
2子のひとかたまりにしました
白はこの2子を取っても
1部屋しかできないので
生きることは出来ません
詰碁の場合
既に1眼ある場合は、
もう1眼出来そうな場所を欠目にしてしまう
まだ1部屋しかない場所は
中央に打って
ナカテで殺してしまう
ナカテのコツはひとかたまりで
石を取られることです