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基本戦術
石の切り方
囲碁で戦いは
切ったところから始まるのが多いです
『切れない石と断点』
相手の石の断点に
自分の石を打てば、切れます
また
自分の石の断点に
相手の石が打たれれば
切られます
この場面では
Aが断点となります
黒がAに打てば切りです
次にこの場面では
AとBの2か所に断点があります
黒がAに打てばキリです
また、白がBに打ってもキリです
この場面で
断点はわかりますか?
白の断点はAとB
黒の断点はC,D,Eとなります
それぞれ相手の断点に打てば
キリになります
次は「切れない石」です
これらの黒石と白石は断点がありません
だから切れない石です
またこの場面で
黒白ともにひとつづつの断点があるのですが
白の断点Aに黒石を打っても
黒の断点Bに白石を打っても
どちらも
打った石が取られてしまうので
これは
断点があっても
「切れない石」と言います
※最初に断点の説明で使用した場面でも
「キリ」は出来るのですが
切った石が取られて
石が切れない場合があります
『キリチガイ』
交互に相手の石をキリ合っている形が
「キリチガイ」です
白◎と押さえられた状態で
黒◎と打つと
これが「キリチガイ」です
白◎と打たれた状態で
黒◎と打つと
これも「キリチガイ」です
「『キリチガイ』一方を伸びよ
味方の石にある方に伸びよ」
という格言があります
この場面で
白◎と「キリチガイ」を打たれました
その後
格言通りに打つと
黒4で味方のある石の方向に伸びます
その後は
白5~黒◎まで定石です
次は『ノゾキ』です